水星逆行と海王星と。

明日8月3日から水星逆行が始まるわけで。

明日からとか、x x 日までといっても
その前後はいわゆる　「留」　となり、
静止しているような状態なわけで。


で、今回の水星逆行は。。。
　
8月.3日.乙女座に入ったばかりの 1,91度から
8月27日 獅子座　18.68度で順行に転じるわけよ。

ざっくり言うなら、「留」 を含めて
先日の新月から次の新月・8/29　あたりまで
１つのサイクル分、水星逆行なわけで。


水星逆行といっても、

実際に水星が逆行するのでなく
地球と太陽と惑星の位置関係によって
地球人からみると、そう見えるってだけで。


・・・疲れたわけで。ふつうに戻ります。


水星逆行の始まりは乙女座。

乙女座の支配星は水星なので
これは当たり前に、家にいる如く居心地いいんです。

水星が逆行を始めるあたりで、
180度真反対側にうお座の海王星がなまら じーっとしています。

占星術的には、オポジションといわれる位置関係です。

 　　※なまら・・・北海道弁で「とても」の意味

海王星は太陽から遠い惑星なので、
公転する軌道が大きく、しばらくそのあたりをうろうろしてます。

うお座の支配星は海王星なので、
これも当然のごとく、違和感なく、くつろぎます。


なまらゆったりしている海王星とは逆に
水星は一番の俊足惑星です。

その正反対にも思える２つの惑星が
180度の位置で、お互い逆行するのです。

しかも、同じようなタイミングで馴染んだ実家を離れ、
お隣の家に移ります。

お隣だからといって、そんなにくつろげるわけではありません。


そこには何となく、当たり前から離れてみる感じがあります。

実家では普通だったこと。
生まれてからずっとそうだったもの。

当たり前すぎて、自分では氣づかなかったものに出逢う。

海外に行けば少なからずカルチャーショックはありますが
そんなに離れていないお隣さんが、まさか？えええっ！！！

予期していなかっただけに、
もしかすると、その方がギャップが大きいかもしれません。

あらためて自分の当たり前を見つめ直すかもしれません。
あるいは、新しい文化に出逢い、世界が拡がるかもしれません。



でも、逆行でお隣に行くので
すごく新しいというより、う～ん、無理やりたとえるならば

現代のわたしたちが「JIN～仁」のごとく、
一昔前、戦前にタイムスリップした感じでしょうか？

連絡を取り合うのに、いちいち行かなくても
メール使えばいいじゃん！みたいな。

でもそこで、あらためて
本来の「連絡を取る」ことの意味を思い出すみたいな。



正反対のところにあるサイン同士は
ひとつのテーマを正反対から探究する感じです。

逆行の始まる、乙女座・うお座なら、

枠をつくり秩序をまもる乙女座と、
枠を超えすべてを受け入れていくうお座みたいな。

常識と神秘　みたいな。


お互いが馴染んだ実家を離れ、
それでもそのまま見つめ合うふたり。。。


水星にとってお隣の家は獅子座。
海王星にとってお隣は水瓶座。

柔軟宮にいたふたりが、
こだわりの固定宮で何を見て、何を感じるのか。

獅子座は「俺説」的な独自の思想を持ちます。
水瓶座は人類に共通する思想を探究します。

もともとが柔軟宮に関わる２つの惑星が、
こだわりの固定宮から、再び実家に戻ったとき、

何を秩序とし、何を受け入れ、
新たにどんな枠組みを築こうとするのか。

当たり前にメールで連絡していた2人は、
明治時代を体験することで思い出した何かを
これからの未来にどう生かすことができるのでしょう。



そんな２つの惑星のドラマが展開される一方、
同じタイミングで、火星が静かに蟹座へ引っ越します。

蟹座は無意識や母なるもの、基盤のサイン。


この３つの惑星が絡み合い、
わたしたたちの無意識の基盤・土台に
刺激をおくりそうな氣配。


オポジットという正反対の関係性は
なにやら、先日生まれたB109　大天使ザカリエルとも
関連づきそうな。。。


いや～、ひとりごとです。イリスの勝手なひとりごと。

いや～、占星術はドラマチックですね。

いや～、ほんとに、ねぇ(*^ｰ^)人(^ｰ^*)