葛藤について

　　　　　　・・・2010.1.22 wrote　・・・

葛藤について。。。つれづれなるままに。

それぞれの色にはそれぞれの葛藤があり、
それぞれの人にもそれぞれの葛藤があると思います。


「葛藤」　を辞書で調べてみました。

この言葉の字の由来は、
字のごとく、葛（かずら）や藤のつるがもつれからむことから。

①もつれ、いざこざ、悶着、あらそい

②心の中に、それぞれ違った方向あるいは相反する方向の力が
　あって、その選択に迷う状態。

まさしく、葛藤を　色　で表わすなら
青 と 赤 がまじりあったViolet　といえるのではないでしょうか。


Yes　の青　と　No　の赤

つまり内側で何かに　NO！　を言っている状態。
そして　NO!　を言っても、どうにもならない状態。


葛藤しているとき、くつろぐことは難しく感じるかもしれない。

でも、その葛藤を許せるなら・・・
その葛藤をきちんと見つめられるなら・・・

とても貴重な変容のチャンスとなります。



自分が何に対してNoを言っているのか。
自分が何にこだわっているのか。

「自分」だと思っている「自分」を越えていく
古い概念とアイデンティティを手放していく

とても大きなチャンスがやってきています。



何に対して　No！　を突き付けるのだろう？

自分自身のネガティビティ？

見たくない・向き合いたくない部分？

頭と心・思考と感情のギャップに？

何かがうまくできない自分に？

ちゃんとしていない自分に？

それとも、思い通りにならない目の前の現実？

言うことを聞かない相手に？

それとも・・・・・



そんな葛藤を感じるとき、
いままでだったらどうしたでしょう？

落ち込んだり、イライラしたり、他のことでごまかそうとしたり。
なんとかコントロールしようとしたり。



そんな葛藤を感じるとき、

ちょっとだけ立ち止まって、
ちょっとだけ深呼吸して、
自分の葛藤　＝　No！を言っているもの　を
すこし距離をおいて見てみませんか。


紙に書き出すのもいいでしょう。
左手で書きなぐるように色を塗って見つめるのもいいでしょう。

もちろんオーラソーマのボトルはとっても助けになります。

あなたらしい方法を見つけてみてください。



葛藤が思わぬチャンスをくれるかもしれません。



葛藤している自分をゆるしてみませんか？
葛藤している自分にくつろいでみませんか？


葛藤することはそんなに悪いことでないかもしれません。
　（あまりに長引くとストレスになりますが）



いい悪い・正誤という概念を超えて、
本当は自分がどうしたいのか、
本当に望んでいることはなんなのか、
少し見えてくるかもしれません。


レベル２で　「混乱と友達になる」　話をしますが、
「葛藤と友達になる」　のも悪くはないかもしれません。

葛（かずら）も藤のつるも
うまく編めば、すてきなバスケットになります。

葛藤くんは、やがて大きな器に変わるかもしれません