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~~~イリスの色ものがたり~~~ 2011.6.21

むかしむかし、あるところに
オリーブという名の娘がいました。

オリーブはごく普通の娘さん。

あるとき、オリーブのお父さんが亡くなりました。
オリーブと家族の生活は一変してしまいます。

その後お母さんは、オリーブと子供たちを連れて
一生懸命働いて、子供たちを育てます。

オリーブもそんなお母さんを見ていて、
小さいながらも必死に家族を支えます。

つらいことも、哀しいこともたくさんありました。

オリーブはいつしか、とても我慢強くなっていきました。



やがてオリーブは、慣れ親しんだ土地を離れ
ともに苦労してきた家族とも離れて、お嫁に行きます。

慣れない土地や知らない人々の中に入って
また1 からスペースを築いていくことになりましたが、
苦労を重ねてきたオリーブは、忍耐強く対応しました。

ご主人を支えて、よく氣がつき、よく働くオリーブ。

ところが。。。まぁなんということでしょう!

今度はご主人が商売に失敗して
仕事も家も土地も、すべてを失うことになってしまいます。

普通だったら、我が身の不幸を嘆き悲しんで
なかなか前に進むには時間がかかることでしょう。

でもオリーブは少し違います。



自分の置かれた状況に、不平不満をぶつけるのでなく
何かや誰かや、あるいは自分のせいにして責めるのでもなく
その状況をそのままに受け入れる力がありました。


貧しい生活の中で、ないものを欲しがるよりも
あるものをうまく使って生活する知恵を持っていました。

前はこうだったのに。。。と過去を引きずることより
意識を切り替える術を学んでいました。

ひとつの人生の中で、
何度も何度も、せっかく築き上げたものを手放し
また0 から ・1 から、新しく始めるという経験が
彼女を磨きあげ、女性性の持つ強さを培ってきたのです。


向き合う困難さを問題にして責めるよりも、諦めるよりも、
オリーブは新しい未来に向かおうとします。

問題があるなら、それを解決に導こうとするのです。


失望を希望に変えて。
苦みを甘みに変わるまで。


腕力や支配力・コントロールする強さとちがって
オリーブは今すぐでなくても、時間をかけてでも
機が熟すのを待ち、現状に対応する強さを持っていました。


その中でも、知恵を使い、今ここにあるものをうまく使って
工夫したり・組み合わせたり、ささやかな歓びを見出そうとします。

困難さの中でさえ、楽しみをみつけようとします。


一人よりも、みんなで力を合わせ一緒に頑張ると、
より力を発揮できたり、力が大きくなることを知っていました。

だから、自ら進んで他者と協力を始めます。

みんなで協力すれば、何とかなる!
オリーブは楽観的です。

そのオープンな質が、知恵を開かせ、
何とかできるようなものを見つけるのでしょう。



オリーブは瞬間瞬間に幸せを感じて生きました。

いっぱい苦労もあったけれど、
それ以上の歓びと人とのつながりを得て生きました。

オリーブは自分の人生を充分に味わい尽くしました。。。おわり



オリーブのそんな強さはどこからくるんでしょう?

オリーブは大切なものが何かを知っていました。
オリーブは人とのつながりを大切にしました。

オリーブは人を・状況を受け入れる強さを持っていました。
オリーブは何かを育むときの、忍耐力と寛容さを持っていました。

オリーブは困難さがあれば、解決を見いだそうとしました。


お母さんを支え、家族を支え、ご主人を支えてきた
そんなオリーブ自身を支えたのは、大切な何かだったのです。

それは、家族が一緒にいることかもしれません。
みんなと一緒に泣いて・笑って・喜んだりすることかもしれません。

あるいは、もっと大きな信仰を持っていたのかもしれません。



困難さの中でも、ふたたび立ちあがろうとする女性性の質。

女性はもちろん、お母さんから生まれたすべての男性も
もれなく女性性の質を持っています。

そして今、みんなが持っている女性性を磨き、発揮するときです。


失望を希望にかえて。
苦みが甘みに変わるまで。。。

春には山菜の苦みが、夏にはゴーヤの苦みが
身体を活性化させ、生きるエネルギーを取り戻させます。

苦味は、生きなおすためのエネルギーに変換できます。


東北・石巻では、自衛隊のブラスバンドに合わせて、踊りだしたのは
誘われた子供たちでなく、おばちゃん・おばあちゃんたちでした。

すべてを失ったからこそ、
失うことのない大切なものに氣づいたのかもしれません。

少しずつ、自分で前に進もうとしている人たちは、
その大切なものを原点として・動機にして・種火にして、
新しく始まっているように感じます。


 ※そんな折、5月の自殺者急増のニュースが載ってました。

  どうか。。。どうか。。。ひとりひとりは小さなわたしたちですが
  あなたがちょっとだけ腕を伸ばせば、一緒に泣いてくれる人が
  すぐそばに、どこかに必ずいることを思い出してくれますように。

  
ちょっとだけ伸ばした腕に、誰かが触れてあげられますように。。。

  だれもが自分を責め続けることから、解放されますように。。。


イリスが感じるオリーブの輝く宝石の質を、
オリーブのおはなしの中に散りばめてみました。

オリーブの中に、あなたの宝石を見つけましたか?

オーラソーマは
わたしのオリーブの宝石を磨いてくれました。
 
【オーラソーマなトリビア】

すべてのオーラソーマのボトルにオリーブ油が入っています。
ボトルを使うことは、オリーブグリーンの色を選んでいなくても、
自分の直感を信頼し、光へ・解決へと向かう女性性の質を
自ら育んでいるのです。 

おしまい。 

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